人を支えるということ
現役生活の中で学んだ、
とっても大切なことのひとつ
人を支えるということは、
どういうことなのか。
わたしが
社会人4年目のとき、
本腰を入れて、
先輩を支える ということを
目標にした。
ただ、支える
といっても、
とっても抽象的。
ある人に、
どういう状態であれば、
理想的な、人を支える
ってことになると思うの?
と、言われて
その時わたしは、
先輩の痒いところに手が届く
頼れる後輩でありたい。
先輩が欲しいもの、してほしいものを
言われる前に差し出せるような
人間になりたい。
と、言った。
しばらくして、、、
確かに、上記のことは
出来てたと思うけど、
これって支えてるのかな??
って感じた。
なんか、あれ、これって
仕事として当たり前のことしてるだけだった。言われる前に動くとか、当たり前だ。
先読みして動いて必要なものを提示するのって、普通の仕事だ。
これを、その人を支えてるって考えるのは
秘書とかマネージャー…
つまり、
どこまでたっても、
先輩は、 上 の立場で、
わたしが 下 で、
上 の人が働きやすいように動く…。
ちがう!
それは、 支える ではない。
仕事として当たり前のことで
わたしの目標じゃない。
支えるは、
その人と同じ頭の中でいないとできない。
先輩と後輩という立場があったとしても
チームを作り上げるという立場では対等
わたしだったら、どうするか
同じ目線で立てた時、
はじめて、支える が出来たと思う。
どこまで行ったって、
リーダーは、孤独。
そのリーダーに、
どれだけ寄り添えるのか
同じ目線で考えられるのか
提案を発言できるのか
支えるというのは、
同じ思いを共有しているかということ。
もちろん他人の気持ちなんて、100パーセント理解することなんて出来ない。他人なんだから。
なのに、理解しようと努めるプロセス。
それこそが、その人を支えていることになる。
人は支え合って、生きている
と、よくいうけれど。
つまり、
決して分かり合えない他人同士が、
あの手この手で、分かろうとすること
それが、
支え合っているということだよね。
愛だよね。
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